海外FXのスワップポイントとは、通貨ペアの金利の差により得られる利益を指します。
ポジションを保有しているだけでも利益となり、スワップポイントを目的に取引するトレーダーもいます。スワップポイントは海外FX業者により異なることから、利益を得るためにはスワップポイントの高いFX業者を選ばなければいけません。
本記事では、スワップポイントがおすすめの海外FX業者を紹介します。また、海外FX業者のスワップポイントの仕組みや計算方法、確認方法についても解説しているため、是非参考にしてみてください。
海外FX業者におけるスワップポイントの仕組み
海外FX業者におけるスワップポイントは、取引する通過間で金利差を埋める「金利調整分」を指します。スワップポイントは、各国の政策金利をベースに決まり、海外FX業者により付与される金額は異なります。
しかし、スワップポイントについてよくわからないと感じている方も多いでしょう。
- スワップポイントは2カ国間の金利差とブローカーにより決定する
- ブローカーによりスワップポイントは異なる
- スワップポイントは毎日発生している
- 海外FXのスワップポイントは国内FXよりも低い
ここからは、スワップポイントの仕組みについて詳しく解説します。
スワップポイントは2カ国間の金利差とブローカーにより決定する
スワップポイントは、2国間の政策金利を基にブローカーが決定します。通貨にはそれぞれ政策金利があり、2つの通貨を取引するFXでは発生する金利が異なります。
例えば、
年利10%の通貨を買って1年保有すると、1年で10%の利息が付くことが一般的です。
しかし、FXでは通貨ペアで取引され、年利1%の通貨で年利4.65%の通貨のポジションを保有すると、差し引き3.65%の利益を得られます。
現在の日本円は低金利で、外国通貨のほうが高金利の傾向にあります。そのため、円で外貨を購入してポジションを保有すると利益を得られるでしょう。
ブローカーによりスワップポイントは異なる
同じ通貨ペアでもスワップポイントは海外FX業者により異なります。
スワップポイントは市場の取引と直接関係がないことからFX業者ごとにスワップポイントの数値を決めているのです。
スワップポイントに力を入れている海外FX業者もありますが、他のサービスに力を入れてスワップポイントが高く設定されていない海外FX業者もあります。そのため、スワップポイントを運用する際は、通貨ペアによる違いを見て傾向を分析したうえで運用しましょう。
スワップポイントは毎日発生している
スワップポイントは、保有したポジションを持ち越したロールオーバーの際に発生します。
ロールオーバーが行われるのは、ニューヨーク市場が閉場する日本時間午前7時(夏時間は午前6時)です。ロールオーバーの際にプラススワップのポジションを保有していれば付与され、マイナススワップの場合は徴収されます。
1日あたりでみると小さな金額に思えますが、スワップポイントの通貨ペアを長期で保有すると、大きな利益を得られるでしょう。しかし、マイナススワップを長期保有すると損失は大きくなる一方のため要注意です。
海外FXのスワップポイントは国内FXよりも低い
海外FXのスワップポイントは国内FXのスワップポイントより低い傾向にあります。
しかし、海外FX業者は、国内FX業者にはない高スワップポイントの通貨が取り扱われていることがあります。高スワップポイントの通貨を狙って運用すると、より効率的に利益を得られます。
さらに、海外FX業者は国内FX業者と比べても高いレバレッジで取引できます。
国内FX業者は金融庁により最大レバレッジ25倍と定められていますが、海外FX業者では規制がゆるいため500〜1,000倍以上のハイレバレッジな取引が楽しめます。そのため、海外FX業者では、ハイレバレッジと高スワップポイントにより、高い利益を狙えるでしょう。
海外FX業者のスワップポイントを狙った取引の3つのメリット
海外FX業者でスワップポイントを狙った取引をするメリットを理解すると、より効率よくスワップポイントを稼げるでしょう。
スワップポイントを狙った取引をするメリットは以下のとおりです。
- ポジションを保有するだけで利益を得られる
- 取引通貨ペア数が豊富
- ロスカット水準が低く設定されている
ここからは、それぞれのメリットについて紹介します。
ポジションを保有するだけで利益を得られる
スワップポイントの最大の魅力は、ポジションを保有しているだけでも利益を得られることです。
万が一、価格差によりマイナスになっても、スワップポイントは貯まり続けて決済したタイミングで精算される仕組みです。
そのため、価格差が埋まるまで待ってから決済することで、その期間以内のスワップポイントの利益として確定できます。
また、スワップポイントは金利差がプラスになる通貨ペアを調べて購入するとスワップポイントは貯まっていきます。
数値の差を確認すればいいため、FX初心者の方も気軽に投資できるでしょう。
持っているだけでも利益が発生することから、うまく稼げればスワップポイントだけで生活することも可能です。
取引通貨ペア数が豊富
海外FX業者では国内FX業者と比べても取り扱っている通貨ペアが豊富のため、取引の幅も広がります。
スワップポイント運用をする際は、少しでも金利差がある通貨ペアを選択すると利益が生まれやすくなります。
しかし、海外FX業者では自分が希望する通貨ペアの他にも、通貨ペアの選択肢が豊富にあります。
特に、スワップポイント運用の際におすすめの通貨はトルコリラで、国内FX業者ではトルコリラを取り扱っていないこともあります。
多くの海外FX業者ではトルコリラを取り扱っており、さらに大きなマイナス金利を採用しているスイスイフランの通貨ペアを購入すると、より多くのスワップポイントを狙えるでしょう。
そのため、海外FX業者では通貨ペアの選択肢が多いため、大きな利益を得られるチャンスが広がります。
ロスカット水準が低く設定されている
スワップポイントを狙ってポジションを持ち続けても、強制ロスカットにより利益が無くなってしまう恐れがあります。
特に、高金利の通貨ペアでスワップポイントを狙った取引をする際は、大きな値動きをすることがあります。
そのため、少ない資金で運用するとすぐに強制ロスカットとなってしまう可能性が高いです。
強制ロスカットされてしまうと、今まで貯めてきたスワップポイントや資金を失ってしまうこともあります。
しかし、海外FX業者ではき強制ロスカットの水準が低く設定されているため、強制ロスカットされるリスクが低いです。
国内FX業者の場合は50%以上がロスカット水準と設定しているFX業者が多いですが、海外FXでは20%前後に設定している業者が多くあります。
同じ金額とレバレッジで取引する際も、ロスカット水準が低いことで強制決済されるリスクが低くなるため、長期保有をお考えの方は海外FX業者でスワップポイントを運用しましょう。
海外FX業者のスワップポイントを狙った取引の3つのデメリット
海外FX業者でスワップポイントを狙った取引はメリットがあると説明しましたが、デメリットも存在します。
デメリットを知らずにスワップポイント運用をすると、利益を失ってしまう恐れがあります。
スワップポイントを狙った取引のデメリットは以下のとおりです。
- ポジションを長期保有する必要がある
- スワップポイントがマイナスになるケースがある
- スワップポイントが高い業者だとマイナススワップが高くなる
ここからは、それぞれのデメリットについて解説します。
ポジションを長期保有する必要がある
スワップポイント運用をする際は、ポジションを長期保有し続けることが大切です。
スワップポイントを運用すると利益を出すことができますが、膨大な利益を得ることは難しいです。
うまくスワップポイントを運用すればスワップポイントで得た利益だけで生活することも可能ですが、最初のうちはお小遣い程度しか稼げないでしょう。
そのため、短時間ですぐにでも利益を得たいとお考えの方には、長期保有で利益を得られるスワップポイント運用は向いていません。
逆にリスクを避けてじっくりと確実に利益を得たいとお考えの方にスワップポイント運用が最適です。
スワップポイントがマイナスになるケースがある
海外FX業者では、スワップポイントを保有するとマイナスになるケースがあります。
海外FX取引では、必ず1つの通貨ペアに対して購入した際に付与される「買いスワップ」と売った際に付与される「売りスワップ」があります。
買いスワップではプラスに働いて、売りスワップでは必ずマイナスに作用するわけでなく取り扱っている通貨ペアにより異なります。
例えば、高金利通貨と低金利通貨の買建て、低金利通貨t後高金利通貨の売建てによりスワップポイントが付与される仕組みです。
万が一、スワップポイントがマイナスの通貨ペアを保有しているとポジションを長く保有するほどマイナスポイントとなります。
そのため、ポジションを保有した当初はプラススワップでも、保有している途中でマイナスになることもあるため要注意です。
スワップポイントが高い業者だとマイナススワップが高くなる
スワップポイントが高い業者では利益が得やすい反面、マイナススワップポイントが高くなってしまいます。
トレーダーの利益となるプラススワップポイントが高い場合は、マイナススワップポイントも高く設定されていることが多いです。
通常、マイナススワップポイントはプラスポイントより高く設定されていることが多く、中には2倍ほどの差を設定していることもあります。
例えば、プラススワップポイントが1,000円の場合、マイナススワップポイントは2倍の2,000円となります。
そのため、スワップポイントが高い業者ではマイナススワップのポジションを保有しづらく、ポジションの購入や変更の際に利益に悪影響がでることもあるでしょう。
海外FX業者のスワップポイントを確認する方法
海外FX業者のスワップポイントを確認する方法は大きく分けて2つあります。
- 海外FX業者の公式サイトで確認する
- 取引ツールで確認する
ここからは、スワップポイントの確認方法について解説します。
海外FX業者の公式サイトで確認する
海外FX業者のスワップポイントを確認する際は、公式サイトをチェックしましょう。
海外FXのスワップポイントは、海外FX業者の公式サイトで公開されていることが多いです。
公式サイトからは取引の項目から調べることができ、「ロングスワップ」と「ショートスワップ」がスワップポイントとなります。
海外FX業者の公式サイトにより、ロールオーバーとも記載されているため、確認しておきましょう。
取引ツールで確認する
海外FX業者のスワップポイントは、MT4やMT5などの取引ツールからも確認できます。
MT4やMT5は、FXの取引で使用される無料のツールです。
公式サイトの情報は目安の情報である可能性も高いため、実際のスワップポイントとは異なる場合があります。
しかし、取引ツールからは正確なスワップポイントを確認できます。
そのため、スワップポイントを確認するには取引ツールからのチェックがおすすめです。
海外FX業者のスワップポイントの計算方法
海外FX業者のスワップポイントは、どれくらいの利益・損失が発生するかを計算できます。
海外FX業者によりスワップポイントは異なるため、スワップポイントから把握できるように計算式を覚えておくと便利です。
ここからは、海外FX業者のスワップポイントの計算方法について解説します。
クロス円のスワップポイントの計算方法
クロス円のスワップポイントの計算方法は以下のとおりです。
スワップポイント(円)=スワップ×100×通貨単位×ロット数
スワップとは、公式サイトや取引ツール方確認できるスワップポイントの数値で、通貨単位は、1ロットあたりの通貨数です。
例えば、USD/JPYのスワップポイントが7.67、通貨単位が10万通貨、ロット数が1ロットの場合の計算式は以下の計算式なります。
7.67×0.001×10万通貨×1ロット=767円
このように、ドル円を1ロット保有すると1日あたり767円のスワップポイントを受け取れます。
クロス円以外のスワップポイントの計算方法
クロス円以外のスワップポイントの計算方法は以下のとおりです。
スワップポイント(円)=スワップ×(決済通貨/日本円の為替レート)
例えば、USD/TRYの売りスワップが642.86、通貨単位が10万通貨、ロット数が1ロット、TRY/JPYの為替レートが5.6748とします。その際の計算は以下のとおりです。
642.86×5.6748(為替レート)=3,648円
そのため、ドル/トルコリラをショートで1ロット保有すると1日あたり3,648円のスワップポイントを受け取れます。
スワップポイントがおすすめの海外FX業者10選【2024年1月最新】
海外FX業者でもスワップポイントは異なり、自分の取引スタイルに合わせて海外FX業者を選ぶ必要があります。
数ある海外FX業者でもとくにスワップポイントでおすすめの海外FX業者は以下のとおりです。
ここからは、それぞれのスワップポイントがおすすめの海外FX業者について紹介します。
XMTrading
画像引用:XMTrading
ポジション | EUR/USD | USD/JPY | EUR/TRY | USD/TRY |
---|---|---|---|---|
ロング | -7.13 | 12.00 | -4,843.62 | -4,670.19 |
ショート | 1.17 | -29.05 | 1,497.38 | 1,043.31 |
XMTradingは、2009年に設立され、全世界に350万人以上のユーザーがいる海外FX業者です。
日本でも人気が高く、ハイレバレッジな取引とボーナスキャンペーンを実施していることから、初心者から上級者までおすすめです。
XMTradingでは、特にユーロ/トルコリラやドル/トルコリラの売りスワップが高額なことが特徴です。
トルコリラの通貨ペアで取引したいとお考えの方にはXMTradingが最適でしょう。
しかし、XMTradingでユーロ/トルコリラの取引をする場合、最大レバレッジが100倍に制限されています。そのため、ハイレバレッジな取引をしたいとお考えの方は要注意です。
XMTradingでは、2024年1月時点で15,000円分の口座開設ボーナスが実施されています。
少ない資金からスワップが高い、トルコリラの通貨ペア取引をしたい方にXMTradingがおすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
設立年 | 2009年 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
取引手数料 | 無料 |
取引方法 | NDD方式 |
口座タイプ | スタンダード口座 マイクロ口座 KIWAMI極口座 ゼロ口座 |
取扱商品 | FX 貴金属CFD 仮想通貨CFD エネルギーCFD 株式CFD 株価指数CFD |
取引ツール | MT4/MT5 |
ボーナス | 口座開設ボーナス15,000円 入金資金の100%または20%の入金ボーナス |
FXGT
画像引用:FXGT
ポジション | EUR/USD | USD/JPY | EUR/TRY | USD/TRY |
---|---|---|---|---|
ロング | -9.37 | 5 | -620.5 | -1700 |
ショート | 1.92 | -24.19 | 165.8 | 146.64 |
FXGTは2019年に設立された新しい海外FX業者です。
老舗の海外FX業者と比べると注目度は低いですが、スプレッドも狭く、取引しやすい環境が整えられているため、初心者もプロも取引しやすいでしょう。
FXGTのプロ口座では、FX通貨ペアでエントリーしてから最初の6日間はスワップフリーが適用されます。
2024年1月時点では、トルコリラ・メキシコペソ・ハンガリーフォリント・ポーランドズロチの通貨ペアはいずれもショートポジションで高いスワップポイントを提供しています。
しかし、高金利な通貨は価格変動が激しい傾向にあるため、傾向を理解したうえで取引を行いましょう。
また、FXGTでは2024年1月時点では、口座開設ボーナスキャンペーンが実施しており、15,000円分のボーナスがもらえます。
入金ボーナスキャンペーンも実施されているため、ボーナスをもらって少ないリスクで取引をしたい方にはFXGTがおすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
設立年 | 2019年 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
取引手数料 | 無料 |
取引方法 | NDD方式 |
口座タイプ | スタンダード+口座 ミニ口座 ECN口座 プロ口座 |
取扱商品 | FX 貴金属CFD 仮想通貨CFD エネルギーCFD 株式CFD 株価指数CFD DeFi NFT GTi12指数 |
取引ツール | MT4/MT5 |
ボーナス | 口座開設ボーナス15,000円 入金資金の100%または25%の入金ボーナス |
BigBoss
画像引用:BigBoss
ポジション | EUR/USD | USD/JPY | EUR/TRY | USD/TRY |
---|---|---|---|---|
ロング | -9.49 | 3.17 | – | -1335.52 |
ショート | 3.24 | -10.33 | – | 48.72 |
BigBossは、2013年に設立されて、ハイレバレッジな取引ができることが評価されている海外FX業者です。
2013年に設立された当初の最大レバレッジは999倍とされていましたが、2022年には1,111倍へと引き上げられています。
BigBossのメジャー通貨ペアの中で最もスワップポイントが高い通貨ペアは、米ドル/円の売りポジションです。
米ドル/円は日本人トレーダーにも馴染みある通貨ペアのため、初心者の方も取引しやすいでしょう。
また、ユーロ/ニュージーランドドルやユーロ/豪ドルなども、多くのスワップポイントが発生しやすいです。
しかし、ポンド/米ドルは買いと売りのスワップをどちらも支払わなければいけないため要注意です。
一方で、マイナー通貨ペアは、2024年1月時点では買いも売りもマイナススワップの通貨が多い傾向にあります。
そのため、メジャー通貨ペアで取引をしたいとお考えの方に「BigBoss」がおすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
設立年 | 2013年 |
最大レバレッジ | 1,111倍 |
取引手数料 | スタンダード口座:無料 プロスプレッド口座:往復9ドル |
取引方法 | NDD方式 |
口座タイプ | スタンダード口座 プロスプレッド口座 |
取扱商品 | FX 貴金属CFD 仮想通貨CFD エネルギーCFD 株価指数CFD |
取引ツール | MT4/MT5 |
ボーナス | 最大6,000ドルの入金ボーナス |
Exness
画像引用:Exness
ポジション | EUR/USD | USD/JPY | EUR/USD | AUD/USD |
---|---|---|---|---|
ロング | -0.598 | 0.0 | -5.85 | -4.25 |
ショート | 0.0 | -2.494 | 0 | 0 |
Exnessは2008年に設立され、最大レバレッジ無制限(実質21億倍)で取引ができる海外FX業者です。
最大レバレッジ無制限の取引はすべての口座タイプで適用されるため、初心者からプロトレーダーまでハイレバレッジな取引を楽しめます。
Exnessでは、プラススワップの通貨ペアが少なく、両建てでスワップ利益を出すことが難しいです。
しかし、銘柄によりスワップフリーが適用される場合があるため、スワップフリーで取引を楽しみたい方は事前に確認しておきましょう。
Exnessでスワップポイントを狙った取引をするのは難しいですが、ハイレバレッジな取引や長期的な取引、スワップフリーで取引したい方にExnessがおすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
設立年 | 2008年 |
最大レバレッジ | 無制限(実質21億倍) |
取引手数料 | 無料 |
取引方法 | NDD・STP方式 |
口座タイプ | スタンダード口座 スタンダードセント口座 ロースプレッド口座 ゼロ口座 プロ口座 |
取扱商品 | FX 貴金属CFD 仮想通貨CFD エネルギーCFD 株式CFD 株価指数CFD |
取引ツール | MT4/MT5 |
ボーナス | なし |
AXIORY
画像引用:AXIORY
ポジション | EUR/USD | USD/JPY | EUR/TRY | USD/TRY |
---|---|---|---|---|
ロング | -6.473 | 8.388 | -3802.17 | -2959.357 |
ショート | 1.933 | -24.81 | 3576.88 | 2732.277 |
AXIORYは、2011年に設立され、2020年には株式CFDや原油指数CFDの商品を取り扱い始めるなど、常に成長し続けている海外FX業者です。
AXIORYでは低スプレッドかつ高い約定力で取引ができるため、日本人だけでなく世界中のトレーダーが利用しています。
米ドル/円のスワップポイントは他の海外FX業者と比較しても高い傾向にあるため、長期的に米ドル/円を保有したい方に特におすすめです。
また、米ドル/円以外の通貨ペアのスワップポイントも安定して高いことが特徴です。
AXIORYはスプレッドの狭さやスキャルピング取引に力を入れているFX業者ですが、スワップポイントを狙った取引もできるでしょう。
安定したスワップポイントの高さと狭いスプレッド、約定力の高さで長期的にトレードしたい方にAXIORYがおすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
設立年 | 2011年 |
最大レバレッジ | 400倍 |
取引手数料 | スタンダード口座:無料 プロスプレッド口座:2万円以下は1,000円 |
取引方法 | NDD方式 |
口座タイプ | スタンダード口座 ナノ/テラ口座 |
取扱商品 | FX 貴金属CFD 仮想通貨CFD エネルギーCFD 株価指数CFD 現物株式 ETF |
取引ツール | MT4/MT5 cTrader |
ボーナス | 最大6,000ドルの入金ボーナス |
TitanFX
画像引用:TitanFX
ポジション | EUR/USD | USD/JPY | EUR/TRY | USD/TRY |
---|---|---|---|---|
ロング | -6.60 | 11.93 | -2,743.26 | -2,245.53 |
ショート | 1.83 | -26.04 | 598.59 | 342.5 |
TitanFXは、2014年に設立されて、海外FX業者の中でも安全性が高く、取引コストが低い口座で取引ができる海外FX業者です。
TitanFXのスワップポイントは、メジャー通貨ペアのスワップポイントがマイナスであることが多く、プラスになっているのはユーロ/米ドルの通貨ペアの売りポジションです。
しかし、メジャー通貨ペアのスワップポイントがマイナスになっているのはTitanFXだけはありません。
国内FX業者ではプラススワップの通貨ペアでも、海外FX業者ではマイナススワップとなっているケースは多々あるため、事前に確認することが大切です。
一方、マイナー通貨ペアでは、トルコリラや南アフリカランドなどの高金利通貨取引では高いスワップポイントが設定されています。
そのため、スワップポイントの高さを優先して通貨ペアを選びたいという方は、マイナー通貨ペアを狙うといいでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
設立年 | 2014年 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
取引手数料 | Zeroスタンダード口座:無料 Zeroブレード口座:3.5ドル Zeroマイクロ口座:無料 |
取引方法 | NDD・ECN方式 |
口座タイプ | Zeroスタンダード口座 Zeroブレード口座 Zeroマイクロ口座 |
取扱商品 | FX 仮想通貨CFD コモディティ 株価指数CFD 株式CFD |
取引ツール | MT4/MT5 |
ボーナス | – |
HFM
画像引用:HFM
ポジション | EUR/USD | USD/JPY | EUR/GBP | USD/TRY |
---|---|---|---|---|
ロング | -8.1 | 0 | -5.9 | -2600.7 |
ショート | 0 | -29.9 | 0 | 0 |
HFMは、2022年5月からHotForexからHFMに改名して、世界にFX事業を展開している海外FX業者です。
5種類の口座タイプから選ぶことができ、海外FXのレビューサイトでも高評価を得ています。
HFMでは主要通貨ペアの多くはスワップフリーとされており、スワップフリーでなくても片方のポジションでスワップポイントが発生しないため、保有コストを抑えられます。
一方、マイナー通貨ペアは基本的にマイナススワップが多い傾向にあります。
しかし、片方のポジションでスワップフリーとされている銘柄も多くあるため、中期的の保有がしやすいことが特徴です。
ポジションを持ち越してもいいさいいスワップが発生しないスワップフリーを利用して取引をしたいとお考えの方にHFMが向いているでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
設立年 | 2010年 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
取引手数料 | セント口座:無料 プレミアム口座:無料 プロ口座:無料 トップアップボーナス口座:無料 ゼロ口座:6〜8ドル |
取引方法 | NDD・STP方式 |
口座タイプ | セント口座 プレミアム口座 プロ口座 トップアップボーナス口座 ゼロ口座 |
取扱商品 | FX 貴金属CFD 仮想通貨CFD エネルギーCFD 株式CFD 株価指数CFD コモディティCFD 債券 |
取引ツール | MT4/MT5 |
ボーナス | 最大2万円の条件付きキャッシュバック |
IS6FX
画像引用:IS6FX
ポジション | EUR/USD | USD/JPY | EUR/ZAR | USD/TRY |
---|---|---|---|---|
ロング | -4.2 | 0.53 | -411.08 | -110.16 |
ショート | 1.28 | -3.46 | 186.47 | 49.06 |
IS6FXは2016年にis6comとして設立しましたが、2020年にTEC World Groupにより買収され、IS6FXとして再び事業を開始させた海外FX業者です。
買収前は金融ライセンスなしで運営されていましたが、買収された後はセントビンセント・グレナディーンの金融ライセンスを取得しており、信頼できる業者であるといえます。
IS6FXのスワップポイントは、いずれも安定していますが主要通貨ペアでスワップポイントを狙った取引には向いていません。
一方、マイナー通貨ペアではプラススワップも多いことが特徴です。
しかし、高金利通貨でのスワップポイント運用は、相場が安定しない可能性もあるため要注意です。
2024年1月時点で、新規口座開設すると3,000円のボーナスがもらえ、さらに初回入金100%ボーナスなど豪華ボーナスキャンペーンが実施されています。
豪華なボーナスを利用してご希望の通貨ペアの取引を開始させたい方にIS6FXがおすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
設立年 | 2020年 |
最大レバレッジ | 6,666倍 |
取引手数料 | 無料 |
取引方法 | DD方式 |
口座タイプ | スタンダード口座 マイクロ口座 レバレッジ6,666倍口座 プロゼロ口座 EX口座 |
取扱商品 | FX 貴金属CFD 仮想通貨CFD エネルギーCFD 株価指数CFD 株式CFD |
取引ツール | MT4/MT5 |
ボーナス | 新規口座開設で3,000円ボーナス ウェルカムボーナス初回入金100%ボーナス 抽選で入金10%ボーナスが当たる ISポイントアップキャンペーン 友人紹介で最大5,000円プレゼント |
FBS
画像引用:FBS
ポジション | EUR/USD | USD/JPY | EUR/GBP | EUR/JPY |
---|---|---|---|---|
ロング | -5.46 | 6.25 | -3.48 | 5.4 |
ショート | 0.61 | -28.74 | 0.06 | -26.26 |
FBSは2011年に設立されて10年以上の歴史と実績がある海外FX業者です。日本でも有名な海外FX業者のため、日本人トレーダーも多くいます。
FBSではメジャー通貨ペアでもユーロ/米ドル、ユーロ/ポンドなどはプラススワップで取引できます。
しかし、マイナー通貨ペアはマイナススワップが多いため、マイナー通貨ペアでスワップポイントを狙っている方には向いていません。
FBSは最大レバレッジ3,000倍とスワップポイント以外にも魅力なポイントはいくつかあります。
最大レバレッジ3,000倍で取引をしたくても、証拠残高によるレバレッジ制限がかかって最大レバレッジで取引できない恐れがあるため要注意です。
メジャー通貨ペアのプラススワップポイントでハイレバレッジな取引をしたい方にFBSがおすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
設立年 | 2011年 |
最大レバレッジ | 3,000倍 |
取引手数料 | セント口座:無料 スタンダード口座:無料 マイクロ口座:無料 ゼロスプレッド口座:20ドル〜 ECN口座:6ドル〜 仮想通貨口座:- |
取引方法 | NDD・STP方式 |
口座タイプ | セント口座 スタンダード口座 マイクロ口座 ゼロスプレッド口座 ECN口座 仮想通貨口座 |
取扱商品 | FX 仮想通貨CFD 貴金属CFD 株価指数CFD エネルギーCFD 株式CFD |
取引ツール | MT4/MT5 |
ボーナス | 100%入金ボーナス |
LAND-FX
画像引用:LAND-FX
ポジション | EUR/USD | USD/JPY | EUR/GBP | EUR/JPY |
---|---|---|---|---|
ロング | -2.39 | 10.17 | -3.48 | 5.4 |
ショート | -1.39 | -27.27 | 0.06 | -26.26 |
LAND-FXは、2013年に設立されてイギリスにオフィスを持ち、世界中にサービスを展開している海外FX業者です。
2022年にリニューアルされてからは、ゼロカットシステムが採用されており、スプレッドの狭さやレバレッジの大きさが注目されています。
LAND-FXのスワップポイントは、全体的にマイナススワップが多いため、スワップポイントだけで利益を出すことは難しいです。
しかし、スワップポイントが低すぎるというわけではないため、ポジションを長期保有したいという方には向いているでしょう。
また、LAND-FXではポンド/トルコリラやポンド/メキシコペソなど、他の海外FX業者では取り扱われていないエキゾチックペアが豊富に提供されています。
トルコリラが含まれている通貨ペアは基本的にスワップポイントが高く設定されているため、トルコリラの通貨ペアの取引を希望する方に向いています。
そのため、他にはないエキゾチックペアやトルコリラの通貨ペアの取引は特に最適でしょう。
スワップポイントを気にしすぎずにトレードしたい、ポジションを長期保有したいとお考えの方にLAND-FXがおすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
設立年 | 2013年 |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
取引手数料 | Pro口座:無料 ECN口座:0.3pips/片道 |
取引方法 | NDD方式 |
口座タイプ | Pro口座:無料 ECN口座:0.3pips/片道 |
取扱商品 | FX 貴金属CFD エネルギーCFD インデックス |
取引ツール | MT4/MT5 |
ボーナス | 最大50万円のWelcomeボーナス |
海外FX業者のスワップポイントを利用して稼ぐコツ
海外FX業者のスワップポイントで稼いでいるトレーダーもいる中で、どのようにすればスワップポイントで稼げるようになるのかわからないという方もいるでしょう。
スワップポイントを運用して稼ぐ方法は以下のとおりです。
- 金利の高いペアを選ぶ
- 高スワップなFX業者を選ぶ
- サヤ取りをして価格変動のリスクを抑える
- 売買差益を考慮して運用する
ここからは、それぞれのコツについて解説します。
金利の高いペアを選ぶ
スワップポイントで稼ぐためには、金利の高い通貨ペアで運用しましょう。
スワップポイントは2カ国の金利差のことであり、数値が決まっています。
金利の高い通貨と金利の安い通貨ペアを保有しておくと、より効率よく利益を得られます。
なかでもスワップポイントに向いている通貨はトルコリラやメキシコペソなどです。
価格変動に対するリスクをどうするかは事前に考えなければいけませんが、金利の高い通貨で運用すれば効率よくスワップポイントで利益を得られるでしょう。
高スワップなFX業者を選ぶ
スワップポイント運用でうまく稼ぐには、高スワップなFX業者を選ぶことが重要です。
先述したとおり、スワップポイントはFX会社により数値が異なります。
高い数値でスワップポイントを提供している海外FX業者もあれば、同じ通貨ペアでも他の海外FX業者でマイナススワップとなっているということもあります。
スワップポイント運用をする際は、自分が取引したい通貨ペアのスワップポイントを各社比較して、高スワップな数値を提供しているFX業者を選びましょう。
サヤ取りをして価格変動のリスクを抑える
スワップポイント運用を稼ぐためには、サヤ取りで価格変動のリスクをなくすことが大切です。
サヤ取りとは、異なるFX業者の口座を利用して価格変動の影響を最小限に抑えるスワップポイントの運用方法です。
例えば、米ドル/円で買いのスワップポイントが50円のFX業者と売りのスワップポイントが-20円のFX業者でポジションを立てるとします。
その場合、毎日50円−20円=30円分の利益を得られます。
また、同じ通貨ペアでもプラススワップが大きなFX業者とマイナススワップが小さなFX業者で運用すれば、サヤ取りを使えばどちらに動いても安定した利益を得ることが可能です。
上記の例をからすると、理のマイナススワップのポジションを保有していることで、買いポジションの損失と同額の含み益により、売買差分で損益は相殺されて、常にスワップ差額の30円が入ってきます。
万が一、買いのプラススワップのポジションでドルが暴落した場合は、スワップなどを帳消しにする大きな含み損を出す可能性があります。
しかし、サヤ取りすることでリスクを防ぐことが可能です。
FX業者によりサヤ取りの取引を禁止している場合もあります。そのため、サヤ取りする場合は利用規約を確認しておきましょう。
売買差益を考慮して運用する
海外FX業者のスワップポイント運用は、価格の下落に注意すればスワップポイントだけでなく売買差益を得られます。
保有ポジションが下落した場合、スワップポイントがマイナスになる可能性が考えられるため、下落が確実になったと判断したら早めに決済するようにしましょう。
価格が下落した際に買いポジションを保有してスワップポイントを受け取り、価格が上昇した際に売れば売買差益で利益を稼ぐことができます。
海外FX業者でスワップポイントがもらえる時間帯を利用した取引方法
海外FX業者によりスワップポイントがつく時間は決まっているため、その時間帯を利用すれば効率よく利益を稼げるでしょう。
スワップポイントがもらえる時間帯を利用した取引方法は以下のとおりです。
- ロールオーバーの直前に買って直後に売却する
- ロールオーバーの直後に買って保有する
ここからは、それぞれの取引方法について紹介します。
ロールオーバーの直前に買って直後に売却する
ロールオーバーの直前にポジションを買って直後に売る方法は、長期保有による為替変動のリスクを減らしてスワップポイントを受け取れます。
メンテナンス時間をまたぐようにエントリーすると、スワップポイントが付与されます。
とくにロールオーバーを狙った取引をする場合は木曜日の早朝がおすすめです。
多くのFX業者では土日はスワップポイントが付与されておらず、その分木曜日の早朝に土日を含む3日分のスワップポイントがもらえます。
しかし、マイナススワップを保有していると、多額のスワップポイントを支払わなければいけなくなります。
そのため、木曜日のスワップポイントを狙う場合は、マイナススワップに要注意です。
FX業者により木曜日以外の場合があるため、事前に確認しておきましょう。
ロールオーバーの直後に買って保有する
ロールオーバーの直後に購入して保有する方法も手段の一つです。
直後に購入して保有することで、デイトレードでもスワップポイントを受け取れます。
海外FX業者でスワップポイント運用する際の注意点
海外FX業者でスワップポイント運用する際には、ポイントに注目しておかなければ後悔するおそれがあります。
海外FX業者のスワップポイント運用で注意するべきポイントは以下のとおりです。
- スワップポイントだけを出金することはできない
- 海外FXのスワップポイントは土日はない
- マイナススワップの通貨ペアが多い
- 高金利な通貨は取引のリスクが高い
- スワップポイントは翌日にならないと発生しない
- 口座には証拠金を多めに入れておく
- レバレッジは高く設定しすぎない
- 資金を特定の通貨ペアだけでなく分散させる
- スワップポイントの変動を確認する
- 多少の為替変動を気にしない
ここからは、海外FX業者のスワップポイント運用に関する注意点について解説します。
スワップポイントだけを出金することはできない
海外FXのスワップポイントを保有していても、スワップポイントのポジションを決済しないと出金することはできません。
国内FX業者の場合、スワップポイントだけの引き出しができる業者もありますが、海外FX業者では基本的にスワップポイントだけを出金できません。
スワップポイントを現金化したい、または証拠金として利用したいとお考えの場合は、保有するポジションを決済しましょう。
海外FXのスワップポイントは土日はない
海外FXのスワップポイントは土日はなくて水曜日は3倍です。
海外FXでは、スワップポイントは土日に発生しないことを覚えておきましょう。
土日に発生しない分、水曜日のスワップポイントは3倍となります。
年末年始はなど長期休暇の場合は、ルールは適用されませんが、基本的に水曜日はスワップポイントが3倍になることを覚えておきましょう。
マイナススワップの通貨ペアが多い
国内FX業者ではプラスのスワップポイントでも、海外FX業者ではマイナスのスワップポイントと設定されている場合が多いです。
海外FX業者のスワップポイントは変動制であり、国内FX業者のようにスワップの固定はありません。
そのため、国内FX業者で慣れているスワップポイント運用を海外FX業者で同じようにするのは難しいです。
国内FX業者で取引していた通貨ペアを海外FXで取引する場合は、事前に海外FX業者によるスワップポイントを確認しておきましょう。
また、海外FX業者でもあるFX業者ではプラススワップで設定されている場合でも、別のFX業者では同じ通貨ペアでもマイナススワップに設定されている恐れがあります。
プラスに設定されているスワップポイントは海外FX業者や通貨ペアにより異なるため、事前にどの通貨ペアで取引するかどうかも考えておきましょう。
高金利な通貨は取引のリスクが高い
海外FX業者のスワップポイントは、トルコリラやメキシコペソなどは高金利通貨で人気があります。
高金利通貨は今後の成長余力がありますが、政治的・軍事的な問題により経済の先行きが不安定になりやすいです。
例えば、トルコリラはシリアなどの中東に近く、難民や軍事的問題があります。
また、メキシコはトランプ大統領の時代に国境付近に壁を建設するなどの問題によりアメリカとの関係が悪化しています。
そのため、スワップポイントを狙って高金利通貨での取引を行う際は、金融政策や政治・経済の動きによく注目しておくことが大切です。
万が一、外交的に問題がある国のポジションを長期的に保有してしまうと、大きな損失に繋がる恐れがあります。
高金利な通貨での取引はリスクが有るということを事前に理解しておきましょう。
スワップポイントは翌日にならないと発生しない
スワップポイントは翌日に持ち越さなければ発生しません。
スワップポイントは、日をまたいでポジションを保有している際に反映されます。
ニューヨーク市場が閉場する早朝に合わせて口座に反映されるのが一般的です。
そのため、ニューヨーク市場が閉場するまでにポジションをクローズしてしまうとスワップポイントは発生しないため、要注意です。
急いでポジションを早めにクローズしてしまわないように気をつけましょう。
口座には証拠金を多めに入れておく
海外FX業者で、証拠金を担保にして為替の取引を行うため、証拠金を口座に多めに入れておくことが大切です。
特に高金利な通貨であるトルコリラやメキシコペソなどは、為替変動のリスクが高く、急落してしまうとロスカットされてしまう恐れがあります。
ロスカットシステムは損失の広がりを抑えてくれる効果があり、トレーダーの負担を減らすためにも強制的にポジションを決済してくれます。
海外FX業者により定められたロスカット水準を超えると、ポジションが強制的にクローズされてしまいスワップポイントをうまく運用できません。
そのため、長期でスワップポイントを狙いたいという方は、口座に証拠金を多めに入れておくようにしましょう。
また、ロスカット水準は海外FX業者により異なるため、必ずFX業者ごとに事前に確認してロスカット水準を超えてしまわないように運用することが大切です。
レバレッジは高く設定しすぎない
スワップポイントを長期にわたって運用する際は、レバレッジを高く設定しすぎないように気をつけましょう。
海外FX業者にはロスカットルールがあり、一定以上の損失が発生すると強制的にポジションがクローズされて決済されてしまいます。
長期にわたりスワップポイントを運用して稼ぎたいとお考えの方は、ロスカットを回避するためにも高いレバレッジではなく低いレバレッジで運用するようにしましょう。
資金を特定の通貨ペアだけでなく分散させる
スワップポイントを運用する際には、資金を特定の通貨ペアだけでなく分散させるようにしましょう。
資金を特定の通貨ペアに集中させると、万が一価格が暴落してしまった場合に、大きな損失が生まれる恐れがあります。
リスクを回避するためにも、通貨ペアの資金は分散して運用しましょう。
スワップポイントの変動を確認する
海外FX業者のスワップポイントは、固定されているわけでなく日々変動しているため、確認することが大切です。
為替変動により通貨の金利は大きく変わりますが、金利差が逆転すると今までプラススワップだったものでもマイナススワップになるケースがあります。
また、海外FX業者がスワップポイントの設定を変更すると、金利自体に変動がない場合でもスワップポイントは変動します。
スワップポイントを運用する際は、必ず保有する通貨ペアのスワップポイントを定期的に確認しておきましょう。
多少の為替変動を気にしない
スワップポイントは、ポジションを保有した日数分だけ加算するため、長期運用することが一般的です。
少しの為替損益で一喜一憂してポジションを決済していると、スワップポイント狙いの取引として稼ぐことは難しいです。
そのため、多少の含み損や含み益は期にせずに長期的な運用が重要となります。
しかし、急激な金利変動のリスクはあるため、経済情報や為替を日々チェックして決済するタイミングを誤ると損失が出てしまいます。
為替変動によりロスカットされるリスクはありますが、毎日確認しながらポジションするタイミングを見極めましょう。
海外FX業者のスワップポイント運用に関するよくある質問
海外FX業者でスワップポイント運用する際は、具体的にどうすれば良いのか、どのような役割があるのかなど、まだまだわからないことが多く不安な方もいるでしょう。
そこで、海外FX業者のスワップポイント運用に関するよくある質問についてまとめました。
- 海外FX業者でスワップポイント狙いのリスクはありますか?
- 海外FX業者ごとにスワップポイントが違うのはなぜですか?
- 海外FX業者のスワップポイントで生活はできますか?
- 海外FX業者のスワップポイントでおすすめの通貨はなんですか?
- 海外FX業者のスワップポイントで得た利益は確定申告しないといけないですか?
- 海外FX業者でスワップポイントがもらえる時間はいつですか?
- 海外FX業者でスワップポイントを両建てで稼ぐことはできますか?
ここからは、海外FX業者のスワップポイント運用に関するよくある質問について解説します。
海外FX業者でスワップポイント狙いのリスクはありますか?
海外FX業者でスワップポイント狙いの取引は、スワップポイント以上に価格変動により損失が大きくなるリスクが考えられます。
そのため、まったくリスクなくスワップポイント狙いの取引をすることはできないため、リスクはつきものであることを理解しておきましょう。
海外FX業者ごとにスワップポイントが違うのはなぜですか?
海外FX業者ごとにスワップポイントが異なるのは、FX業者ごとにスワップポイントが決められるからです。
スワップポイントは市場取引と直接関係がないことから、FX業者が各々でスワップポイントの数値を決められます。
スワップポイントの条件の良さを売りにしてユーザーを集めている業者もあるため、スワップポイントは通貨ペアごとに違いを見つけて、業者ごとの傾向に注目することが大切です。
海外FX業者のスワップポイントで生活はできますか?
海外FX業者のスワップポイントで生活することはできますが、運用するにあたり数客万円単位の資金が必要となります。
また、海外FX業者にはスワップポイントだけを出金できる業者はありません。
そのため、生活費としてスワップポイントを出金するためには、一時的にポジションを決済しなければいけないため、為替差益も気にかける必要があります。
海外FX業者で安定した利益を出すためには、資金管理やポジションを調整していかなければ、スワップポイントだけで生活するのは難しいでしょう。
海外FX業者のスワップポイントでおすすめの通貨はなんですか?
海外FX業者のスワップポイントでおすすめの通貨は、高金利通貨と低金利通貨の組み合わせです。
しかし、高金利通貨の為替変動のリスクをできるだけ避けたい方は、米ドル/円の取引がおすすめです。
米ドル/円の組み合わせは流通量が安定していてレートの急変リスクが低く、スワップポイントも高いため、初心者の方も取引しやすい通貨ペアでしょう。
また、メキシコペソ/円、トルコリラ/円、南アフリカランド/円なども高スワップポイントが受け取れる通貨ペアで、トレーダーにも人気です。
海外FX業者のスワップポイントで得た利益は確定申告しないといけないですか?
スワップポイントで得た利益は、確定申告の対象となります。
FXで得た利益は「先物取引に係る雑所得等」に区分され、FX取引で得た金額から必要経費を差し引いたがくが所得となり、所得が一定の金額を超えていれば確定申告が必要です。
必要経費は通信費や書籍、FX取引に関するセミナー、交通費などFX取引に関係する発生した費用は経費として扱えます。
差し引く経費が多いと確定申告しなくてもいいケースもあるため、経費をしっかり把握して節税しておきましょう。
万が一、海外FXのち駅を白帝申告しなければ脱税となります。
海外FXであればバレないと思われがちですが、税務署に金融機関の履歴を追跡されて最終的にバレてしまいます。そのため、必ず忘れずに確定申告しましょう。
海外FX業者でスワップポイントがもらえる時間はいつですか?
スワップポイントが付与されるタイミングは、日本時間の早朝6〜7時頃です。
メンテナンス開始の時間にポジションを保有するとメンテナンスが終了してからスワップポイントがもらえます。
しかし、付与される時間は夏時間と冬時間により異なるため、事前に確認しておきましょう。
海外FX業者でスワップポイントを両建てで稼ぐことはできますか?
海外FX業者でスワップポイントを両建てでも稼ぐことはできます。
しかし、両ポジションのトータルでスワップポイントはマイナスになるケースが多いです。また、海外FX業者では基本的に他の業者と両建ては禁止されています。
両建てを許可してしまうとボーナスとゼロカットシステムを悪用されて、業者側が損してしまう恐れがあるからです。
例えば、海外FX業者でスワップフリーの業者と国内FX業者を組み合わせると両建てでスワップポイントを稼げます。
しかし、両建てがバレてしまうとペナルティを受けてしまい、最悪の場合、口座が凍結される恐れがあるためやめておきましょう。
まとめ | 海外FXのスワップポイントを徹底比較!
本記事では、海外FXのスワップポイントについて徹底解説しました。
ここで、本記事で紹介した海外FX業者のスワップポイントについておさらいしましょう。
海外FX業者 | 通貨ペア | ポジション | スワップポイント |
---|---|---|---|
EUR/TRY | 売り | 1,497.38 | |
EUR/RUB | 売り | -539.64 | |
EUR/JPY | 売り | -23.67 | |
USD/JPY | 売り | -2.494 | |
USD/JPY | 売り | -24.81 | |
USD/JPY | 売り | -29.9 | |
EUR/USD | 売り | 1.83 | |
EUR/USD | 売り | 1.76 | |
USD/MXN | 売り | 5.12 | |
USD/JPY | 売り | -27.27 |
FXで2つの通貨を交換する際に発生する金利差によりスワップポイントを狙えます。
スワップポイントで利益を狙う際には、高金利通貨と低金利通貨のペアを選んで、毎日の金利動向のチェックと情報収集が重要です。
しかし、高金利通貨は値動きが大きい傾向にあり、強制的にロスカットされるリスクも高くなります。
ロスカットによっては証拠金残高以上の損失を出してしまう恐れがあります。
そのため、ロスカットによる損失を広げたくないという方はゼロカットシステムを導入している海外FX業者を利用すると良いでしょう。
スワップポイントで利益を稼ぎたい方は、ボーナスを活用したりポジションを両建てしてリスクを回避し、スワップ金利での収益を増やしてみてはいかがでしょうか。